メッセージの見出し

「地域循環型社会の構築を目指す」

はじめに

「循環型社会形成推進基本法」が制定されて以来、循環関連の様々な法が改正されてきた背景において、これからは地域が抱える深刻な廃棄物問題解決のため、後世への環境影響を考慮した上での廃棄物処理と再資源化への配慮と対策の必要性が重要とされております。

当社は、産業廃棄物処理業を営み、今年で32年を迎えました。近年、地球環境、地域環境など、数々の課題を国、行政からの指導の基で取り組んでまいりました。数年前、建設リサイクル法が施行され、お客様、排出事業者様、建設業者様におかれましては、これからも産業廃棄物処理法がますます厳しくなる中、お客様共々、協力、ご指導を仰ぎとどこうり無く、届出書類、行政手続き等、コンサルティングを行ってまいります。

又、当社では廃掃法に基づき会社一丸となり、廃棄物の適正処理を推進してまいり、循環型社会の構築に向けた廃棄物の3Rに配慮した会社造り「資源有体利用促進法」に適したユーザー様からの基本方針を実行して法改正、行政処分、増加している行政との監査トラブル等、各お客様の保全に、一層これからも今までの実績を生かし、より安全で適正なリサイクル会社造りを行ってまいります。

現代社会において3Rがキーワード

これから循環型社会の構築のため、排出事業者に求められることは、廃棄物の減量(Reduce)、再利用(Reuse)、再資源化(Recy-cle)に対する積極的な取り組みと、
さらにこれに加え二次的環境負担の低減また地域密着型のマテリアル調達と需要の拡大など広範囲な視点より最善の方法を見出すことです。

今日、開発が置き去りにしてしまった環境問題が山積みしている現実のなか、それに目をつむり、問題の解決を見出せず、このまま次世代に責任を転嫁してしまうようなことは、現在を生きる我々にとって許しがたいことであり、これからの環境への取り組みは私たちにあたえられた大きな課題であると考えます。

地球における廃棄物問題を人間にあてはめるとすれば外科手術のオペのようなものであり、まさに腫れ物に触れるかのように扱わなければ更に悪影響を及ぼす危険性が潜在します。

地域の廃棄物の発生制御からその流通と需要までの一連の流れを広範囲に考え地域循環型社会の構築を実現させたいと考えます。

平林十一